沿革・活動 Our history / What we do R0期~Ⅳ期

R0期(2012年~2012年6月14日)

2012.2/1~ 再開

アーリング・ダール Jr.氏著のグリーグの伝記日本語の出版に伴い、訳者の小林ひかり会員が、協会主催でノルウェー王国大使館においてダール氏の講演会を開催する許可を大束省三会長より得て、日本グリーグ協会の活動を再開することになった。これよりグリーグの誕生日の前日6月14日までをR0期とし、小林と会員有志の正木文惠、田邉英利子が講演会運営及び再開に向けて活動を開始。

引継
前事務局鷲見尚保氏より、名簿と公印を預かる。旧役員の方々へ、これからの日本グリーグ協会再開に向けての運営提案書を会員有志3名で作成、送付。

4/23 主催

「アーリング・ダール Jr.氏講演会 ひとつの芸術作品-ひとつの偉大な思考 グリーグ-その生涯と音楽 ピアノ協奏曲イ短調op.16とイプセン/グリーグのペール・ギュントを中心に」をノルウェー王国大使館の協力のもと開催。

アーリング・ダール Jr.氏講演会

トロルハウゲンのグリーグ博物館元館長アーリング・ダールjr.氏の著書、ノルウェーでも話題となった「グリーグ その生涯と音楽」の日本語版出版(音楽之友社)を記念した講演会(協力:ノルウェー王国大使館 助成:NORLA)。80名が参加。日本グリーグ協会会員の音楽学者小林ひかりが日本語版に翻訳、講演会の通訳も務めました。これまでの伝記本とは異なるアプローチでグリーグの魅力を紹介し、専門家の多い参加者にとっても新鮮な内容でした。その後の懇親会では協会会員、北欧関係者、音楽家、ピアノ・音楽教師、一般愛好家等の交流がありました。この講演会の記事は、「音楽の友6月号」に掲載されました。ダール氏と小林ひかりは、この大使館の他、大阪大学、愛知県立芸術大学、北海道教育大学での講演を行いました。

5月 人事

上法茂副会長兼理事長、川上剋美理事、鷲見尚保業務担当理事(事務局)、武井勇二監事が、役員勇退の意を示す。中村章吉理事は連絡先不明の為捜索中。

RI期(2012年6月15日~2013年6月14日)

6/15 期首

大束省三会長を中心に、小林ひかり理事、正木文惠理事、田邉英利子理事兼事務局長として新体制でスタート。事務局は田邉自宅に設置、新たなゆうちょ銀行口座、振替口座を開設、会則を改め、会員数74名限定を解除、その他諸変更を実施。アルネ・ウォルター駐日ノルウェー王国大使が名誉会員となる。アイナル・ステーン=ノックレベルグ名誉会長、舘野泉名誉会員、横溝亮一名誉会員は変更無し。

6/20 後援

「二期会WEEK@サントリーホール2012 白夜の国の歌曲たち~森の精霊とともに…」前川朋子(ソプラノ)他 主催:株式会社二期会21

7/26 開設

日本グリーグ協会公式ホームページ開設。twitter開始。

9月 発行

会誌ARIETTA第1号発行。100部印刷。

10/6~7 主催

第1回理事会を大束会長宅で実施。

10/6~8 後援

北欧音楽祭すわ2012
主催:北欧音楽祭すわ2012実行委員会

10/25 主催

日本グリーグ協会第1回総会をタカギクラヴィア松濤サロンにて開催。夜の部として食事つき総会(懇親会)を実施。

12/9 主催

「E.グリーグ 入門講座&コンサート ~グリーグって、どんな人~」をタカギクラヴィア松濤サロンで開催。正木文惠理事が実施。
後援:ノルウェー王国大使館

正木文惠氏による講演会&コンサート

ピアニストで日本グリーグ協会理事の正木文惠氏による講演会&コンサート。渋谷区にあるタカギクラヴィア松濤サロンにて、グリーグの64年に及ぶ生涯を紹介(ノルウェーについて、グリーグの家系、幼少期、ドイツ留学、コペンハーゲン~ハルダンゲル地方~ベルゲンの終の棲家トロルハウゲン)、代表的なグリーグのピアノ作品を演奏(スタインウエイ コンサートピアノ使用)、及びグリーグゆかりの地の美しい映像を紹介しながら、楽しく・深く、グリーグについて学ぶ内容となりました。参加者には、会員以外の一般の方々が多く見られ、ご一緒に楽しい時間を過ごし、また激励のお言葉も頂きました。

2013.3/24 後援

「北欧のロマン・イタリアの煌めき」
主催:大阪アーティスト協会

4/13 主催

第2回理事会を目黒にて開催。

4/14 主催

「岩崎淑 ピアノ&室内楽マスタークラス」を汐留ベヒシュタインサロンで開催。
世界的ピアニストであり、ノルウェー王国からも叙勲された日本グリーグ協会演奏家会員の岩崎淑先生のピアノマスタークラスが無事終了しました。小学生から社会人までの5人の受講生の皆様が、それぞれ個性と実力を発揮されました。岩崎先生は、ご自分の体験談を含めた興味深いお話をされながら、心と情熱のこもったレッスンをしてくださいました。このマスタークラスが音楽を学ぶ方、演奏家や指導者の皆様のお役に立てることを願っております。

4/24 後援

「エドヴァルド・グリーグ生誕170年記念コンサート ノルウェーから愛と自然を」
主催:ウッラ・ヴェストヴィーク(ソプラノ) 加藤哲子(ピアノ)

5/17 開設

ノルウェー建国記念日に日本グリーグ協会facebookページ開設。

RII期(2013年6月15日~2014年6月14日)

6/15 主催

「グリーグバースデーパーティ」をカフェタカギクラヴィアで開催。

この日はグリーグの誕生日で、バースデーパーティ(ランチ懇親会)をカフェタカギクラヴィアで開催しました。新会員も参加され、グリーグに関するクイズの問題を手伝ってくれました。グリーグ作品の歌やピアノも順番に披露し合い、5名が「アリエッタ」や「スロッテル」などを演奏しました。また、グリーグの抒情小品集に日本語歌詞をつけた方がいらして、全員で合唱しました。会員同士のつながりもでき、アットホームな雰囲気でお祝いしました。

6/26 協力

「お茶会“北欧フードと音楽”」でグリーグのB.G.M.をセレクト。
主催:ノルディックカルチャージャパン

7/21 企画

「北欧文化の音楽散歩 正木文惠グリーグ入門講座&コンサート」イベントパックNo.1
主催:黒崎楽器

徳島県の黒崎楽器主催で、昨年好評だったグリーグ入門講座&コンサートが無事終了しました。
80余名の地元の方が集まってくださり、ノルウェーの風景やグリーグの関連画像を見ながらレクチャーとピアノ演奏を楽しんでいただけました。黒崎楽器は、徳島を代表するヤマハ特約楽器店です。日本グリーグ協会の活動をご理解いただき、開催にご尽力くださいました。黒崎社長はじめ、スタッフの皆様、ありがとうございました!

9/27 主催

第3回理事会を西新宿にて開催。

9/28 主催

第2回総会をホテルローズガーデン新宿にて開催。

10/12~14 後援

北欧音楽祭すわ2013
主催:北欧音楽祭すわ2013実行委員会

11/14 後援

「リヴ・グラーセルとその仲間たち」
主催:日本・ノルウェー音楽家協会

12/4 主催

「イーダ・グディム マスタークラス」を東京音楽学院西日暮里校にて開催。

イーダ・グディム マスタークラス

12月4日(水)と12月15日(日)、東京音楽学院西日暮里校で、イーダ・グディム先生による声楽マスタークラスが開催されました。計6名の方が受講されました。国内では教わらないノルウェー歌曲、そして発声等について直接ノルウェー人歌手から学べる貴重なレッスンに、受講生の方々はとても熱心に取り組まれていました。イーダ先生は、とても親切そして丁寧に、時にはユーモアを交えながら、各受講生の方々に声楽の基本姿勢・構成、フレーズ感・発音についてレッスンされました。当日は、延べ15名の聴講生が見学をしました。

12/11 主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.5「グリーグ生誕170年記念演奏会~ノルウェー人ソプラノ イーダ・グディムさんを迎えて~」をすみだトリフォニーホール小ホールで開催。
協力:ノルウェー王国大使館
後援:ノルディックカルチャージャパン、ノルウェー夢ネット、日本シベリウス協会

日本グリーグ協会プロジェクトVol.5「グリーグ生誕170年記念演奏会~ノルウェー人ソプラノ イーダ・グディムさんを迎えて~」

2013年12月11日(水)、東京都のすみだトリフォニーホール(小)に於いて、ノルウェーから若手ソプラノ歌手、イーダ グディム氏をお迎えし、グリーグ生誕170年を記念する演奏会が開催されました。この演奏会は、日本グリーグ協会再スタート以来(2012年)、第1回目の会員による演奏会で、安保美希(ピアノ)、久保田葉子(ピアノ)、正木文惠(ピアノ)、恒川裕子(ピアノ)、山田百合子(声楽)の5名がグリーグその他北欧の作品を思いを込めて演奏いたしました。3部構成のプログラムは内容も充実し、2時間半に及ぶ大演奏会となりましたが、会員の方々の熱演、そしてイーダ グディムさんの素晴らしい北欧歌曲の美声に200名近くの観客は魅了されました。3部の全員合唱もユニークな企画で会場がグリーグのメロディー一色となりました。最後は、しっとりとグリーグの歌曲、きみを愛すの独唱で閉演いたしました。この演奏会を開催するにあたりご支援頂いた方々に改めて深くお礼を申し上げたいと思います。

12/16 主催

第4回理事会を丸の内で開催。

2014.4/5~4/6 主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.6「グリーグの子孫シェル・ヴィーグさんを迎えてのワークショップ」を飯野病院マルシャリンホールにて開催。
5日「ノルウェー建国とグリーグ」、6日「四つの詩篇を歌う集い」
後援:ノルウェー王国大使館

  • 1日目「ノルウェー建国とグリーグ」(飯野病院マルシャリンホール)
ノルウェー建国とグリーグ

1814年にノルウェーがデンマークから解放されてから、今年はノルウェー建国記念(憲法制定)200年ということで、ノルウェーでは盛大に記念イベントが開かれています(その後もスウェーデンとの連合が、グリーグが亡くなる2年前1905年まで続きます)。シェルさんは民族衣裳で登場。ノルウェー人としての建国記念日の過ごし方や、グリーグの子孫としての音楽ライフを語ってもらいました。ノルウェー国民全体にとても、大作曲家グリーグは好きとか嫌いとかいう以前の当然の大切な存在のようです。次に小林ひかり理事によるレクチャー「19世紀のノルウェーにおける民族主義とグリーグ」、シェルさんによるノルウェーを象徴するような歌曲の歌唱、そして最後に参加者全員でノルウェー国歌を斉唱しました。

  • 2日目「四つの詩篇を歌う集い」(飯野病院マルシャリンホール)
四つの詩篇を歌う集い

四つの詩篇を歌う集いグリーグの遺作「四つの詩篇」Op.74は美しく神秘的なまさに天上の音楽。愛する日本語で、この曲の意味を理解しながら誰もが歌えるために、日本グリーグ協会大束省三会長が渾身の想いで奇跡的な日本語訳詩をつけました。この場に初めて集まった参加者の皆さんが一つになり、会長の指導のもとピアノのガイドラインを聴きながら音楽を作り上げ、最後はア・カペラで歌いました。シェルさんは日本語を勉強してバリトン・ソロを歌ってくれました。グリーグ家の子孫と、グリーグの最期の曲を歌うという素晴らしい機会となりました。 また、第1曲目「うるわしきかな神の子よ」を声とギターとピアノのための協奏曲として、次にギター・ソロによるグリーグの調べ、最後にグリーグの歌曲「白鳥」を男性歌唱とギター伴奏で会員のみなさんが演奏しました。アレンジにもグリーグのいろいろな曲を取り入れ、工夫を凝らしてくれました。

4/29 共催

「北欧音楽散歩 グリーグ入門講座&コンサート」をカワイミュージックスクールレプレ新宿と共催。
後援:ノルウェー王国大使館

カワイミュージックスクールレプレ新宿に於いて、正木文惠理事による、北欧音楽散歩 グリーグ入門講座&コンサート(カワイミュージックスクールレプレ新宿、日本グリーグ協会共催)が開催されました。この企画は、2012年から実施し、今回で3回目を迎えました。当日は、約30名が参加されました。参加者の方々は、グリーグのピアノ作品及び音楽素材となった民族音楽作品を聴きながら画像と共にグリーグの世界を堪能しました。講演後は、北欧の美味しいお茶菓子を頂きながら歓談、楽しい時間を過ごすことが出来ました。ご協力賜りました、カワイミュージックスクールレプレ新宿には、厚く御礼申し上げます。

RIII期(2014年6月15日~2015年6月14日)

7/23 主催

第3回総会を新宿で開催。

8/31 主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.7「グリーグ ピアノ抒情小品集紹介&コンサート ~トロルハウゲンって何かしら?~」をタカギクラヴィア松濤サロンで開催。
後援:ノルウェー王国大使館

グリーグ ピアノ抒情小品集紹介&コンサート ~トロルハウゲンって何かしら?~

タカギクラヴィア松濤サロンに於いて標記イベントを行いました。講師は田邉英利子(日本グリーグ協会理事・事務局長)、ピアノ演奏は山口亜弥子(日本グリーグ協会会員)で、全66曲の抒情小品集のうち17曲を紹介。初心者向けと言われることもありますが、本当にそうでしょうか?そのような疑問点についてや、比較演奏、CDも使用した楽曲解説の他、曲名の背景にあるノルウェー文化の話を交えた2時間でした。北欧に棲んでいる(?)トロルの話では、グリーグが可愛がっていたトロルのぬいぐるみにも皆さん興味津々。皆さんに頭を撫でてもらいました。抒情小品集の面白さを少しでも楽しんでいただけたら何よりです。

10/11~13 後援

北欧音楽祭すわ2014
主催:北欧音楽祭すわ2014実行委員会

10/17 協力

ノルウェー王国大使館より、パーティでのピアノトリオの演奏依頼。

12/7 主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.8「グリーグ ピアノ抒情小品集全曲演奏会」をすみだトリフォニーホール小ホールで開催。

グリーグ ピアノ抒情小品集全曲演奏会

すみだトリフォニーホールの小ホールで、グリーグのピアノ抒情小品集全曲演奏会が無事終了しました。第1集から10集まで66曲を、10人の日本グリーグ協会会員のピアニストが1集ずつ演奏するという企画で、ノルウェーの国際グリーグ協会からも絶賛されました。
ピアニストたちも改めて演奏曲目を研究し、それぞれグリーグへの愛と尊敬をこめて演奏しました。照明の色もピアニストの曲のイメージによって変化をつける演出をし、1集ごとの世界を味わっていただけたようです。そして通して聴くことで1集ごとの特徴やグリーグの音楽の魅力にも改めて気づいたり、66曲全てでひとつの曲のようだったという感想もいただきました。ピアノ教師の方も多く来場され、プログラムの充実した曲目解説が今後グリーグを演奏する際の参考にしたいという方もいましたので演奏や指導のお役に立てれば幸いです。 第1集 伊藤美由紀、第2集 山口亜弥子、第3集 正木文惠、第4集 平 夏穂、第5集 久保春代、第6集 セルバンテス堺多恵、第7集 佐々木美奈子、第8集 斎藤至、第9集 飯田佐恵、第10集 久保田葉子。企画プロデュース:田邉英利子

2015.1/11, 2/1 後援

「ピアノアンサンブルで聴く フィヨルドの国の作曲家たちVol.1」
1月11日 日暮里サニーホールコンサートサロン
2月1日 岸和田市立自泉会館

4/10~12  主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.9を東京音楽学院で開催。
10日「シェル・ヴィーグ氏によるマスタークラス」
11日「シェル・ヴィーグ氏を迎えて 大束省三ワークショップ 信仰と詩篇」コンサート&リハーサルサロンバッハはうす
12日「グリーグを愛し 永遠を思う ★こころのコンサート☆~グリーグの子孫シェル・ヴィーグとともに~」同仁キリスト教会後援:ノルウェー王国大使館

バリトン歌手である、グリーグ家の子孫シェル・ヴィーグ名誉会員との4日間が無事終了しました。4月10日の声楽マスタークラス、11日の大束省三会長とのワークショップ、12日は演奏会「グリーグを愛し 永遠を思う ★こころのコンサート☆」。そして13日はノルウェー王国大使館を訪問しました。

まず10日のマスタークラスのご報告です。皆さんグリーグの歌曲で臨まれました。藝大学位審査会でグリーグを歌われた西あゆみさん「夢」(写真)、既にプロとして活躍されている小村朋代さん「きみを愛す」「ソルヴェイグの歌」、12日の演奏会にも出演くださった白岩洵さん「白鳥」、グリーグを長く研究している土居千亜紀さん「ある人に2」「小さなヒシュテン」でした。日本ではノルウェー歌曲を学べる機会は少ないのが現状ですが、シェルさんは受講者の皆様がハイレベルだったと喜んでいました。シェルさんからノルウェー語の発音、歌詞の解釈、音楽的指導を受けられ、受講者の皆様のこれからの音楽活動のお役に立てれば幸いです。

ご報告その2です。4月11日は椎名町のバッハはうす(グリーグはうすではないのですが・・・)で大束省三会長とシェルさんによるワークショップ「信仰と詩篇」を行いました。グリーグの信仰心、ノルウェーの歴史・宗教観のお話の他、シェルさんはグレゴリオ聖歌等歌声を披露してくださいました(通訳・ピアノ伴奏 正木文惠理事)。「四つの詩篇」のノルウェー語の発音レクチャー、それから翌日の演奏会のリハーサルとなりました。

グリーグを愛し 永遠を思う ★こころのコンサート☆~グリーグの子孫シェル・ヴィーグとともに~

ご報告その3です。4月12日、文京区の同仁キリスト教会で「グリーグを愛し 永遠を思う ★こころのコンサート☆~グリーグの子孫シェル・ヴィーグとともに~」を開催しました。日本グリーグ協会大束省三会長が、グリーグの遺作「四つの詩篇」への思いこめて企画・構成し、タイトルも会長がつけたものです。

内容~
*シェル・ヴィーグ氏と野津如弘氏(指揮)のミニ・トーク
*「四つの詩篇」をノルウェー語と、大束会長渾身の日本語訳での歌唱
*Op.40の「ホルベアの時代から」~ピアノと合唱のための「エア」(ブロアソンの詩「うるわしきかな」による)

グリーグを愛し 永遠を思う ★こころのコンサート☆~グリーグの子孫シェル・ヴィーグとともに~

4か月間この練習に取り組んでまいりましたが、本番のエネルギーが凄く、シェルさんの気持ち高ぶる巻き舌の発音に、私たち合唱もいつも以上に集中し(巻き舌もでき)、ノルウェー人も日本人も音楽に向かって一つになっていくのを感じました。バリトン・ソロで美しいノルウェー語・日本語を披露してくれたシェル名誉会員、素晴らしい指導をしてくださった野津如弘先生、そしてこの企画に賛同し合唱参加してくださったピッコロぐらんでコーロ、フィエルルフテン、会員の皆様、プロの有志の皆様、本当にありがとうございました。

RIV期(2015年6月15日~2016年6月14日)

7/15 参加

スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団助成受賞者プロジェクト報告会・交流会に参加。

8/27 主催

第4回総会を豊島区で開催。

第4回総会

椎名町のコンサート&リハーサルサロンバッハはうすにて、RⅢ期レビューと今回RⅣ期の活動についての総会を行いました。その後懇親会では、フィンランド(ノルウェーではないのですが)のお菓子等をいただきながら、歓談しました。

10/10~12 後援

北欧音楽祭すわ2015
主催:北欧音楽祭すわ2015実行委員会

10/3 後援

第6回協奏曲と合唱の調べ 演奏会
主催:東大和フィルハーモニー合唱団

10/5 主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.10「ヤン・ビョーランゲル氏 講演会&コンサート」をノルウェー王国大使館オーロラホールで開催。後援:ノルウェー王国大使館

ノルウェーのヴァイオリニストヤン・ビョーランゲル氏の講演会&コンサートが、ノルウェー王国大使館のオーロラホールで盛況のうちに無事終了しました。多くの方にご来場いただき、ノルウェーの歴史から音楽界、指導者としてのヤン先生の音楽に対する姿勢など、興味を持って聴いていただいたようです。演奏はグリーグのヴァイオリン・ソナタ第3番の第二楽章で、伴奏は本協会理事の正木文惠が務めました。しばし緩徐楽章の耽美な旋律に酔いしれた後は、懇親会でサーモン等のお料理を楽しみながらご来場者同士の交流も深まったようです。

10/8 後援

ヤン・ビョーランゲル ヴァイオリンリサイタル
主催:一般社団法人 東京国際芸術協会

11月 協力

ピアニスト広瀬美紀子氏のCDへの、シンディングの写真協力。

2016.2/11 主催

日本グリーグ協会プロジェクトVol.11「モーツァルトVSグリーグ~知られざる2台ピアノの競演」すみだトリフォニーホール小ホールで開催。
後援:ノルウェー王国大使館 日本モーツァルト協会

※デュオの写真は2曲演奏した今城衣美子(左)と飯田佐恵(右)
すみだトリフォニーホールの小ホールで17:00より開催、ほぼ200名のお客様にご来場いただきました。モーツァルトのソナタ、幻想曲をそのままに、グリーグが第2ピアノパートをつけたモーツァルト=グリーグ(EG113)全5曲を、ソロとデュオで続けて演奏するという前代未聞の企画。ノルウェーの国際グリーグ協会からも絶賛されました。日本グリーグ協会会員の10名のピアニストも、グリーグのパートを初めて演奏する方が多く、演奏者もお客様も、新たなモーツァルト、新たなグリーグを発見し、楽しんでいただけたようです。この作品群はグリーグがモーツァルトをいかにリスペクトしていたかがよくわかる一方、ノルウェーの民族舞曲の導入意欲が感じられる場面もあります。モーツァルトの珠玉のソロと、グリーグのアイデア満載のデュオの3時間でした。

3/6 後援

高橋希代子ピアノリサイタル グリーグ抒情小曲集全曲演奏会Vol.5 会場:MUSICASA

4/2~3 主催 

日本グリーグ協会プロジェクトVol.12
「シェル・ヴィーグ氏 合唱クリニック」コンサート&サロンバッハはうすで開催。
「慰問コンサートと北欧料理」ご隠居長屋和楽久こぶちざわ・北欧料理ガムラスタンで開催。

  • 4月2日 シェル・ヴィーグ名誉会員による合唱クリニック
シェル・ヴィーグ名誉会員による合唱クリニック

日本グリーグ協会として初めての合唱クリニックを実施しました。これまでノルウェー人による声楽のマスタークラスは2回実施しましたが、シェル・ヴィーグ名誉会員から合唱の指導を直接受けるのは今回が初めてでした。北欧と縁のある合唱団や、昨年当協会の演奏会に出演した合唱団が参加し、シェル名誉会員から発音指導や楽曲へのアプローチ等、貴重なアドバイスを受けました。

  • 4月3日 慰問コンサートと北欧料理
慰問コンサートと北欧料理

こちらも日本グリーグ協会としては初めての慰問コンサート、更にバスをチャーターして東京以外での企画でした。場所はご縁がある山梨県小淵沢の高齢者施設、風土も何となく北欧に近いものを感じます。シェル・ヴィーグ名誉会員をはじめ、当協会会員も多く参加している合唱団フィエルルフテンのメンバーを中心にア・カペラ合唱を披露しました。施設の入所者はもちろん、ご家族やスタッフさん含め30余名が熱心に聴いてくれました。入所者の方の中には、合唱を聴いて涙してくださったり、質問が出たり、思った以上に皆さん「聴く」力を持っていらっしゃいました。楽しい思い出としてくだされば嬉しいですね。施設を後にしてからは、蓼科の北欧料理「ガムラスタン」でおいしいお料理やワインに舌鼓をうちました。